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“今から数年前。当時の私は6年付き合った彼氏に浮気された挙句振られてしまい、どん底の気分な毎日でした。正直、30歳を目前にして、その恋人とは結婚を意識していたこともあり、「もう自分は一生独身なのかも…」というくらい思い詰めていました。
そんな私の様子を見かねて出会い系サイトを薦めてくれたのは、実は私の姉でした。最初はあっけにとられましたが、実はその2年前に結婚した相手は出会い系サイトで見つけたのだと言われて、心底びっくり。もちろん私は姉の夫である義兄のことをよく知っていますが、温厚な雰囲気の子煩悩なパパで、仕事もお堅いところ。そう言われてみれば女性との出会いは少なそうな職場ですが、「出会い系サイト」という言葉のイメージとは全く違う男性です。「お義兄さんみたいな人もいるのか…」とびっくりの勢いのまま、出会い系サイトに登録しました。
登録にあたっては、自分の状況の他、相手の条件も色々と考えました。その作業をすることによって、「私って、こういう結婚生活がしたいんだ」なんて、自分の将来のビジョンを改めて見つめるきっかけになりました。そして自分の写真も思い切って登録。なんだか俄然はりきった姉が、いい写真を撮影してくれました。
正直なところ、私の今の仕事は年を取ると厳しいかも?と思っているのもあって、相手の職業や年収については少し贅沢な条件をつけていました。それでも登録翌日から何通かのメールが届き始めました。その中の何人かの方とメールのやり取りをする内に、再び「私が結婚したい相手って、こういう価値観を大事にする人かも」とか「結婚したら私は、どういう奥さんになろうか」といった、具体的な結婚生活のビジョンについて、また考えるようになりました。そんなことを男性とのやり取りのメールの中で触れたりしていると、それについて自分の考えを真剣に書いて来てくれる人がいました。
メールの中で誠実な人柄がうかがえたので、登録してから数か月後、思い切ってその彼と会うことにしました。そのサイトを利用して出会ったのは、彼が最初です。そしてそれが今の夫です。
出身地や趣味も違うけれども、彼は私の話にきちんと向き合ってくれるし、お互いの価値観を大事にするための手間や時間を惜しみません。二人でいると、何も喋らなくても、落ち着ける時間が流れているように感じられました。そんなところに惚れ込んで、私から逆プロポーズして無事OKをもらいました。サイトに登録してから、1年と少し経っていました。
私たちの結婚式では、元カレと別れた直後のどん底を知っている姉が号泣、何故か義兄ももらい泣き。横を見たら、彼の目もうるんでる。そんな彼の優しさに今も包まれて、幸せな結婚生活を送っています。”

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